兎村彩野|Illustrator / Art Director

ほんわか防災、琴電の「ことめっと」

ことのはじまりはひとつのSNSの投稿からでした。

テレビ番組でタレントさんが琴電のことちゃんヘルメットをかぶっている姿を、琴電の社長さんがPOSTしていたところから始まります。

 

FACEBOOKより

 

アウトドアの仕事をたまにしていたので、防災を勉強する機会も多いのですが、自分用防災グッズの中にまだのしっくりくるヘルメットがない事を思い出しました。一応スケボー用のヘルメットはあるんですが、流石にそれは大げさすぎて少し重いので、前から現場用のヘルメットがいいかもなぁと思っていました。

実家がたまたま工場のある職種をしているので、現場用の服やヘルメットは昔から身近にありました。軽いけど動きやすく、最低限身体は守られるようにつくられていることを知っていました。検査基準がちゃんとしているのもポイントです。そういう業務用カタログもあり、小さい頃から好きでよく見ていました。

電車会社の工場見学で使ってるからたぶん、現場用の基準を満たしたメーカーのだろうなと思いました。

 

東北の地震の時、アウトドア関係の知り合いがたくさんボランティアへいきました。色々な方に話を聞くと、子どもたちのケアが大事なんだよねという話を伺いました。

「あ〜。このヘルメットがあったら、もしもの時、子どもたちが和んでくれるかなぁ。」そんな気持ちでコトメット(ことちゃんのヘルメットの略)グッズ化を希望しました。

 

すごい早い展開で話が進み、今年の琴電電車祭りで本当に商品化されました。「ことへる」という名前で防災ヘルメットとして発売になりました。オンラインでも購入可能です。

http://www.kotoden-shop.com/products/details/107

 

ちなみに、名前は「ことへる」から今後は「ことめっと」になりました。名付け親は私なのかな。照れます。

 

琴電HPより

私の防災グッズ、ラストのアイテムは「ことめっと」になりました。防災リュックにつけておきます。このヘルメットを使う日が来ないことが一番良いのですが、もしもこの子を本当にかぶる日がきたら、子どもたちに「いるかさんだよ〜」とか声かけて使おうと思っています。かわいいから、かぶってくれるかな。

 

琴電のみなさま、ことめっとを企画にあげてくださった社長さん、ありがとうございました。

 

今日、少し早いサンタさんから夫と私の「ことめっと」が届きました。社長さんからのクリスマスプレゼントでした。粋だなぁ。

琴電って本当にすごい。また好きになりました。

 

by
Illustrator / Art Director 兎村彩野。1980年東京生まれ、北海道育ち。高校在学中にプロのイラストレーターとして活動を開始する。17歳でフリーランスになる。子ども向けの絵(NHKおかあさんといっしょの「黒ネコダンス」や「ながぐっちゃん」など)や女性向けの絵、アウトドアの絵を得意する。ドイツの万年質LAMY1本で描く「LAMY Sketch」が人気になる。
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