兎村彩野|Illustrator / Art Director

個展のサンプルパネルあがりました。

自分のために描く絵が誰かの絵になる日」というお話の続きです。

先日オーダーしたサンプルのパネルが上がってきました。想像以上に良い仕上がりで「あぁ!これでやっと個展出来る!」と実感です。

写真の技術で出力するので、印刷の目が高精細のためきれいに色が出ていました。写真技術なのでRGBで入稿できるにもかなり助かります。(わたしはRGBで絵を描いているので)デザイン系の印刷だとどうしてもCMYKに変換してからになるので色を作り直すのですが、1回で自分が出したい色でいけるというのは本当に嬉しいです。

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表面にはマットなニス加工をしているので、テカリがなくフラットに見える用になっていて、私のようなぺたーっとした絵の質感にはとても合うようです。しかもこの加工によって指で多少触っても指紋が付きにくく、家の中でも飾りやすいです。

今回、絵を購入してくださる方の暮らしを想像したとき「存在感が強すぎない絵」を届けたいなぁと思いました。誰かの暮らしにそっと遊びに行くような絵。15cm正方形と言うサイズ感は、3〜9個並べて飾ると家のメインの絵のようにもでき、キッチンや玄関・トイレ・リビングの片隅など、ぽこっと空いている小さな空間に1つ飾るとほどよい絵になります。

絵自体が大きいと取り扱いが大変だったり、環境が変わったときに飾りにくいなど、日本の住宅環境を考えると難しさがあるのですが、小さい絵をベースに枚数を変えて演出すると空間を選ばなくなります。

正方形を選んだのも縦横どちらの空間でもおさまりが良いからでもあります。Instagramみたいな面白さもいいかなと思いました。スマホの画面からはみ出てきてリアルになるといいなと。リアルスタグラムとでもいいましょうか。

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ほどよく厚みのあるパネルなので棚に置いたり、机に置いたり。額装も必要ないのでとても扱いやすいです。ちなみに、飾るのを前提に作られているので多少の日焼けも考慮されています。

かなりイメージに近いサンプルパネルが上がってきたので、来週も引き続き今度はタッチを変えたりしながらサンプル制作します。個展の準備、また1つ前に進みました。

 

by
Illustrator / Art Director 兎村彩野。1980年東京生まれ、北海道育ち。高校在学中にプロのイラストレーターとして活動を開始する。17歳でフリーランスになる。子ども向けの絵(NHKおかあさんといっしょの「黒ネコダンス」や「ながぐっちゃん」など)や女性向けの絵、アウトドアの絵を得意する。ドイツの万年質LAMY1本で描く「LAMY Sketch」が人気になる。
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