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朗読音楽CD 『野良ラジオ』が完成しました!

 

私には変わった友人が多いのですが、中でも特に変わっているのは、たぶん小説家の田丸雅智くんです。

いつも「まるちゃん」と呼んでいます。現代ショートショート専門の小説家。たまに呑みながらウダウダ喋る仲なのですが、「ショート小説を作って朗読。それに即興演奏でピアノの音楽をつけるライブをしたら面白かった」と聞いたので、見学に行きました。

ピアニストはJAZZがお得意の永田ジョージさん。朗読はフリーアナウンサーの加納有沙ちゃん。

まるちゃんが小説を作る。それを有沙ちゃんが朗読する。朗読に合わせてショージさんがピアノを重ねていく。それぞれが全然違うことをしているんですが、一瞬で風が揃うみたいにふわっと合わさります。実に面白い。

 

これ、ライブでしかみれないのもったいないねぇと盛り上がります。なんとなく上手くまとまって「じゃぁ、いつでも聞けるCD(音源)にしたら良いんじゃないかな?」となりました。

そこでこれまた友人の音楽エンジニアひよこファイター・太田明彦さんにご相談。CDを作りたい話を快諾頂き、トントンと進みます。

このチームに、アートディレクターとしてTO2KAKUの兎村彩野と八木原豊が合流。総勢6名のチームになりました。

 

メンバーみんなが共通で好きなモノ、たくさんのお話を今後も作りやすいモノとはなんだろう?と進めて行く中で選んだのは『ラジオ』でした。みんなラジオが大好き。ラジオを軸にした世界を作ろう。どんなラジオが良い?カッコイイ?かわいい?組み合わせたのは「野良」でした。野良犬や野良猫の、あの、野良です。

 

野良ラジオ。

こうして作品の名前が誕生しました。制作期間約半年。ついにCD完成です。

 

 

野良ラジオについて

 

 

1話8分ほどの物語を朗読し、ピアノをそえた朗読音楽です。10話入り。

価格は CD 2,300円配信 2,200円。税別です。

 

〈収録作〉

  1. アメリカの涙
  2. 春シャボン
  3. 夢枕
  4. ウィスキートーン
  5. 給料泥棒
  6. 音の図書館
  7. 音揚げ
  8. 家具整体師
  9. 道路の血流
  10. ビアビーチ

 

CD販売サイト:https://noraradio.official.ec/items/24095345

配信販売サイト:https://music.apple.com/jp/album/野良ラジオ/1482605610

 

〈サンプル配信〉

一話目『アメリカの涙』のサンプル配信が始まりました。小説×朗読×ピアノ即興をこのようなカタチで作品にしています。

〈メンバー〉

田丸雅智:Stories(短編小説)
加納有沙:Reading(朗読)
永田ジョージ:Improvisation(ピアノ演奏)
太田 明彦:Recording & Mix(音響やミックス)
兎村彩野:Art Direction & Illustration(イラスト)
八木原 豊:Art Direction & Design(デザイン)

 

CD発売記念イベント
『野良ラジオ展』開催決定!

 

CD発売を記念して展示イベントを開催します。

CDの音源を聞いてイメージした絵を兎村が描きました。メンバーの太田さんが所有するライブハウスをお借りして展示をします。大きな展示ではありませんが作品を聴きながら絵を見ることができます。

どの作品がどんな絵になるでしょう?当日のお楽しみ。絵の制作過程はTwitterで配信中。気分で作っているので自分でも何を描くのか完成までわかりません。私も即興を楽しんでいます。

 

兎村のTwitterアカウントハッシュタグは『 #野良ラジオ 』を使っています。

https://twitter.com/ayanousamura

 

 

展示期間

  • 2019/11/15(金):12~21時
  • 2019/11/16():11~19時
  • 2019/11/17():11~19時

 

入場料

CDを持っている方・配信を購入した方すべて無料。

音源を会場で販売していますので、その場で買った方も無料。
※ただし、音楽プレイヤーの用意がありません。ご自身の機材をご用意願います。

「野良ラジオ」の音源がない方は入場できません。

 

場所

池尻大橋「#chord_(ハッシュコード)」

〒154-0001
東京都世田谷区池尻3-4-2 SSビル池尻B1

田園都市線「池尻大橋」駅 徒歩2分

TEL:050-3033-8202

https://www.hashchord.com/sp/13191

 

展示方法

作品コンセプトの性質上、少し特殊な展示方法をします。

会場は来場者が好きなペースで楽しめるように、BGMなしの無音で展示をします。ぜひご自身の音楽プレイヤーに「野良ラジオ」の音源を入れてイヤホンやヘッドフォンをお持ち下さい。ご自身の機材で音楽と物語を聞きながら絵を楽しむことができます。

 

オススメの鑑賞方法

iPhoneやAndroidのスマートフォンに音源を入れてくる。イヤフォンを持ってきて、会場に着いたら『野良ラジオ』をイヤフォンで聴きながら絵を鑑賞する。

 

 

メンバー在廊

兎村在廊中は「ミニ兎村文具店」します。兎村に会いに行ったついでに文具も見れるよみたいにしました。全商品ではないですが、人気のものを見繕って小さな文具店ブース作ります。

田丸くん、加納さん、兎村、自由に話かけてください。答えられることはなんでもお答えします。

 

『野良ラジオ』朗読即興ピアノライブ 開催決定!

 

野良ラジオ展の開催場所はライブハウス。ということは、そのままライブできちゃうよね!ってことで、即興ライブも開催決定です。

 

ライブ内容

  1. CD音源の再現演奏。
  2. 田丸くん・ジョージさん・加納さんによる当日お客さまのお題で決まる即興小説朗読演奏。(兎村はこの即興中ペンタブで絵を描きモニタで見えるようにします。)
  3. 加納さんとジョージさんによる名曲演奏
  4. CD発売の裏話トークショー。
  5. お客さまからの質問コーナー

「即興小説朗読演奏」は今回のライブで初挑戦します。

 

日時

2019/11/16(
19:00 開場 / 19:30 開演(21:30 終了予定)

 

料金

3,000円(1ドリンク別 600円)

※展示の見学は無料です。ライブイベントのみ3,000円がかかります。

 

チケット販売

以下のサイトで販売中!先着順なので定員になり次第しめきります。

https://www.hashchord.com/schedule/73571

 


 

ジャケットはこんな感じ。水彩絵の具で兎村が描きました。お得意の下書きなし一発描きですが良い感じの絵になりました。

 

私の実家はリビングにテレビがありません。いつもラジオが流れていました。ラジオのプログラムは時計がわりで「あ、このDJ喋ってるからそろそろ晩ご飯だ」「あ〜、この番組ってことは日付変わっちゃったよぉ。今日も夜更かしだなぁ。」「山下達郎さんは週末。」のように身体にしっとりとラジオ時計が出来上がっていました。

中学生の頃、すでに立派な夜型人間になっていました。深夜ラジオを覚え夜な夜な孤独にHzを合わせる。夏休みは一日中ラジオが聞けるから好きだなぁと、素敵な中二病を煩っていた私。

なんとなくあの日々の、夏休みの宿題に嫌々絵を描きはじめたら、なんとなくだんだん乗ってきて「意外といい絵が描けちゃった」みたいな感覚を39歳なりに絵で再現してCDのジャケットにしてみました。

ちょうどジョージさんのピアノの音が水彩のようで、キレイに色が混ざっていくところが好きです。描くなら水彩だなというのは第一印象から決めていました。

 

学校が好きではない中学生だったので、深夜と夏休みは私にとってとても大切な時間でした。誰からもジャマをされない静かな時間は、今の私まで繋がる大事な感覚です。きっと死ぬまで私はこの時間の中にいる。それでも、なんとか思春期を生き抜いてミドル世代まで辿り着いたら、こうして一緒に作品を作ったり、奇妙な時間を共感共有できる友だちが見つかりました。色々あるけれど、友人の中で生きていると「まぁいいか、なんとかなるだろう」と感じます。元気に健全に、はみ出していこう。

ラジオにはそういう時間と時空を越えて繋がる両面テープのような粘着力があり、そこにはパーソナリティーのおしゃべりだったり、音楽だったり、ハガキのネタだったりが混ざりながらくっついて、誰かの断片的な記憶になっていく。

 

ラジオとは映像のないとても不思議で奇妙なコンテンツだと思います。幾千人が聞いても本当に同じ絵はひとつも重ならない。証明できないのに「重なっていない」と言えてしまう不思議さ。似ているかも知れないけど決して同じにはならない。共感の幅が原っぱみたいに広い。

永遠に孤独だけで繋がっていくコンテンツなのかもしれません。ラジオって。なのに孤独を愛する同士がそっと草むらに集まって、孤独っていいですよねとほほえんでいる。なんて優しいコンテンツなんだろう。心底大好きだなと思います。

『野良ラジオ』というタイトルの言葉に、私は草むらの上の敷物のようなあたたかさを感じています。どうぞお座り下さい。飽きたら立ち上がって去って大丈夫です。ここに座った記憶は間違いなくどこかにあります。派手さはないですが、誰かにはきっと癖になる。そういう作品に仕上がっているなぁと感じています。まさにスルメ系。

 


 

イベントやCDに関する質問はお気軽にSNSを利用しておたずね下さい。

田丸雅智:@tamaru_m
加納有沙:@alissa_kano
永田ジョージ:@georgenagata
兎村彩野:@ayanousamura

by
Illustrator / Art Director 1980年東京生まれ、北海道育ち。高校在学中にイラストレーターとして活動を開始。シンプルな暮らしの絵が得意。愛用の画材はドイツの万年筆「LAMY safari」。