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顔料インクと染料インクの個性を組み合わせて万年筆だけでカラフルな手帳を描く方法

 

シンプルスケッチの本を書いたとき手帳の書き方も掲載しました。まずは初心者の方でも無理なく万年筆を楽しめるように黒一色での描き方をご紹介ました。

そこから万年筆で気軽にかける手帳を作りたいなぁと裏抜けを気にしない片面帳の「兎村手帳」を開発しました。

兎村手帳を描いていると「もうちょっと色味が欲しいなぁ」と思うようになり、一旦万年筆をお休みしてコピックとTOMBOW AB-Tを使ってカラフルな手帳を描いていました。

 

昨日、ひさしぶりに顔料インクの説明を書くのにカーボンインクブラックのセッティングをしたら手元に顔料の入った万年筆ができたので「あれ?もしや万年筆だけでカラフルな手帳かけるんじゃなかろうか?」と閃きました。

 

兎村手帳のリフィルタイプは1枚ずつ使えるので、失敗してもいいかと書いてみたら大成功したので、まとめてみます。

 

万年筆を用意しよう

 

ストックしていたLAMY safariにカラーインクを入れました。今回LAMYに他社のインクを入れているので保証外かもですが、ストックの使っていないLAMY safariだったので自己責任で入れています。ご了承下さい。

 

  • 文字を書く万年筆:プラチナ万年筆 プラチナカーボンインク
  • 着色用カラー万年筆①:LAMYクリスタルインク ベニトアイト
  • 着色用カラー万年筆②:インクスタンドで作った自作 チーズインク

 

あまり色数が増えるとガチャガチャしてくるので、黒・ベニトアイトのブルー・チーズのイエローの3色にしました。

 

順番を守ってしっかり乾燥させながら書く

最初はカーボンインクでモノクロの手帳を描きます。少し乾かしたら、カラーインクで着色していきます。

 

書き終わって乾かしているところ。

カラーの滲みもほぼなく、コピックやTOMBOW AB-Tで描くカラフルな手帳のようにキレイに仕上がりました。ついに念願の万年筆インクと万年筆だけで手帳が描けました!うれしい!

 

 

近くでみると、しまりのある顔料インクのブラックと、カラーインクの良い感じのムラが混ざって味わいある仕上がりに。乾いてくるとなお色がキレイに出てきました。

 

 

滲まない特性を生かして、文字の下に大胆にイエローであしらいをいれています。いつもはPhotoshopで作る重なりも、万年筆だけで完結。動きのあるページになりました。

見やすいように兎村リフィルに描いた手帳をスキャンしてみました。万年筆のインクムラやたまり感が良く出ていて、味わいある仕上がりです。

 

今度は筆塗りでも仕上げてみたいなぁと思いました。

 

本日登場した道具達

本日の記事に登場した道具です。Amazonだと価格が変動するのでリンク先でお確かめ下さい。

 

LAMY インクコンバーター
http://www.lamy.jp/ink-refills.html#fountain
¥800

▷ LAMY safari EF 
http://www.lamy.jp/safari.html
¥4,000

▷ プラチナカーボンインク 60cc
https://amzn.to/2ID9XRJ
¥1,620

▷ LAMY クリスタルインク 30ml
http://www.lamy.jp/ink-refills.html
¥2,000

チーズインク
インクスタンドで自作

兎村リフィル ノーマル
https://usamura.thebase.in/items/21211315
¥ 640(34枚入り)

 

お願い

もし記事に間違いがあったらお知らせ下さい。訂正します。

 


 

『万年筆ですぐ描ける!シンプルスケッチ』という本を書きました。万年筆初心者向けの本なので基礎のメンテナンス方法(洗浄)も掲載。万年筆で絵を描くお手本を220点紹介しています。

詳しくはこちらのページへ。
https://usamura.com/product/simplesketch/

 

by
Illustrator / Art Director 1980年東京生まれ、北海道育ち。高校在学中にイラストレーターとして活動を開始。シンプルな暮らしの絵が得意。愛用の画材はドイツの万年筆「LAMY safari」。